- メッセージボックスの表示 -



何故わざわざメッセージボックスなのか?
と思われる方があるかと思いますがMFCを使わない場合のメッセージボックスの仕様が若干違う為 MFCのメッセージボックスとして簡単に解説しておきます。
(っていうか、全部自分のメモ書きなんですが..)


メッセージボックスの仕様はMSDNでは以下のようになっています。

 int MessageBox(
   LPCTSTR lpszText,
   LPCTSTR lpszCaption = NULL,
   UINT nType = MB_OK
 );


まず最初の引数ですがMSDNでは、
『CString または NULL で終わる文字列』
とあります。
これは簡単にいうとメッセージボックスの中央に表示される文字列です。
変数型はCStringや、char等。
変数じゃなくても"メッセージ"とかでOK


次のlpszCaption = NULL,は
『メッセージ ボックスのキャプションとして使われる CString または NULL で終わる文字列』
とあります。これは上の青いタイトルバーに表示される文字列。
lpszTextと同じ扱いでOK。


最後の引数は
『メッセージ ボックスの内容と動作を指定』
ここは何も無くてもOKですが、以下の様にフラグを立てるとメッセージボックスにアイコンを表示したりできます。


 ■赤の×マーク
   MB_ICONHAND、MB_ICONSTOP、MB_ICONERROR

 ■iマーク
   MB_ICONQUESTION

 ■!マーク
   MB_ICONASTERISK、MB_ICONINFORMATION



最後にこの関数の戻り値についてですがメモリが無い時は戻り値0を返します。
0以外はメッセージボックス作成成功

≪ 記述例 ≫

 MessageBox("Hello!","あいさつ",MB_ICONASTERISK);